アメリカでのインプラント治療

その他

最近は日本でもオーラルケアが重要視されていますよね。
私の子供の頃はまだ歯の矯正どころか、オーラルケア自体そんなに普及していなかったイメージです。
思えば日本の歯科技術も今程発展していなかったのかなぁっと思います。

私自身小さい頃から歯のケアに関してはあまり関心がなく(なので今このブログを書いているんですが)、アメリカに来てからオーラルケアの重要性をひしひしと感じております。

ここ4年程歯医者に通いつめて行ったインプラント、それに至った経緯を含め共有していこうと思います。

ひどい虫歯

上記でも話ましたが、子供の頃からオーラルケアにはあまり関心がなかった私。小学校で定期的にある歯科検診でカラーテスター(赤い薬の様な錠剤)を食べさせられて、どれだけ歯垢が残っているかの検査の際、自分の歯が真っ赤になって喜んでいたくらいです。

「なので虫歯になれば歯医者に行けば良い」と言う感覚で、虫歯にならない様な対策みたいな事は重要視しする事もなし。
しかも私は小さい頃から歯を食いしばったり、歯軋りをしていたらしく、それもかなり現在の歯が弱くなっている事に影響しているなと最近感じています。
その辺は実家に帰ると冗談まじりに母に文句を言ったりしますが、結局は自分のせいと思ってます。

アメリカに来てからと言うもの、高額な治療費に恐れをなして、歯医者にいく事を拒む日々。その結果、虫歯が悪化して神経を抜く事になりました。

突然の痛み

日本とアメリカで3本(左上の4番、右下と左下の7番)神経治療をしており(1本はアメリカ、残りは日本です)、神経を抜いていましたが、ある日その歯が急に痛みだしたんです。勿論3本同時ではないですが、1本ずつこの4年くらいかけてです。

神経を抜いている歯が痛む事はないので、歯医者へ行ってレントゲン撮影をすると、神経を抜いた歯が中で折れていて感染症を起こしているとの事。

元々神経治療をした歯は脆くなるので、しばらくすると歯が折れてしまう事があると言われた事はありますが、そんなのずっと先の事と思っていました。まさにインプラントをした歯3本の内2本はこれが原因です。

もう1本も急に痛み出してたので、歯医者でレントゲンを撮ってみると、「以前神経治療をした歯に治療に使用した器具が残っているのが見える」と言われたんです!英語の専門用語で理解するのが大変で、「器具?残ってる?」っと若干パニックになりましたが、歯医者さん曰く、歯の神経治療では珍しくないとの事。神経治療はかなり複雑な為、治療がとても難しいのが特徴だとか、仮に治療の際に器具が折れて取れなくなってしまっても、その後症状がない限りはそのままにする事が多いそう。
確かに神経治療は日本で10年以上前に行ったもので、それまで全く問題がなかったのは確か。
ただ、アメリカではこの様な事が起こった場合は患者さんにその旨を伝えるのが普通なんだとか。日本では
義務ではない様ですね。。びっくりです。

歯を抜く以外にも歯茎?骨?(←あまり分かっていない)から残っている器具を取る手術はあるとの事でしたが、かなり高額な手術になる事、またその器具が綺麗にとれるかの保証が出来ない事、また痛みの原因が他にある可能性もある事、を説明され、確実に痛みがなくなる抜歯を選びました。

おそらく日本に住んでいたら抜歯を避ける治療を先に選んでいたと思いますが、費用の事を考えると確実に治す方法を選ぶ事にしました。

数年前の事で記憶が定かではないですが、3本とも抜歯以外の方法も説明されましたが、いずれの治療も$2000〜$3000前後(保険適用前)ほどすると言われ、歯科保険のカバー率や上限もあまり良くなかった為、結局確実な抜歯→インプラントを選ぶに至りました。

抜歯

日本では通常1つの歯科医師が神経治療や抜歯などをするかと思いますが、アメリカでは一般歯科、神経治療、抜歯やインプラントをする医師と全て分かれています。
私の場合も一般歯科のお医者さんから紹介をしてもらいインプラント専門の医師に抜歯をしてもらいました。

最初の2本(左上の4番左下の7番)に関しては抜歯後ほぼ痛みはありませんでしたが、右下の7番に関しては、残っていた器具を取る為に抜歯後歯を削って人口の骨(ボーングラフと)を入れた為、麻酔が切れた後かなり痛み、腫れも酷く一晩中寝れませんでした。後で聞くと、元々下の歯は痛みが出やすく、人工の骨を入れていると特に痛むのだとか。
左側の時はほぼ痛みは感じなかったので、油断していました。

インプラント以外の方法

抜歯の前に一般歯科の先生から、インプラントも含め3つ選択肢を説明されました。

1.部分入れ歯
2.ブリッジ
3.インプラント

部分入れ歯に関しては、見た目の問題もある事、思う様に噛めない事を理由に選択しませんでした。ブリッジは無くなった歯の両端の歯を削って3つの歯に同時に被せをする方法ですが、これは健康な歯を削ってしまう事がどうしても嫌でこれも却下。(残せる歯はどうしてもそのまま残したかったです)

と言う訳でインプラントを選択しました。

インプラント

抜歯後、上の歯に関しては歯を抜いた直後にすぐインプラントができるくらいでしたが、下の歯2本に関しては、元々あった感染症の治療と骨の治療の為約5ヶ月程間を開けインプラントを行いました。
歯の抜けた場所にドリルで穴をあけ、そこに人工歯根と呼ばれるインプラント体を埋め込みます。

その後人口歯根と骨がきちんと定着するのを待って(約4ヶ月ほど)型とりをし、被せを作って取り付ける作業が行われました。

インプラント費用

費用に関しては、アメリカでもピンキリな様ですが、私の場合トータルで1本70万くらいでした。
周りに言うと高すぎると言われましたが、信頼している先生にやってもらいたかったので、3本とも同じ先生にやってもらいました。

保険が使える場合もある様ですが、私の場合、抜歯と上に被せるクラウン以外は保険適用外でした。抜歯もほとんどカバーされませんでしたので、70万ほどが合計で支払った金額です。

インプラントは場合によっては失敗する事もある様ですので、金額もそうですが、是非信頼できる先生を探す事をお勧めします。

インプラントの感想

インプラントを行う前は、「骨に穴を開けてそこに人口歯を入れるなんて、恐ろしすぎる」と思っていましたが、実際やってみるととっても満足しています。勿論これ以上自分の歯をなくすのは嫌なので、全力で守りますが、最終手段としては悪くないと思いました。

歯のケア

私は現在3本目のインプラントをつい先日入れたばかりですので、被せが入るのは来年春くらいになりそうです。
今回私がインプラントにした歯は全て神経を抜いた歯です。
やはり神経を抜いてしまった歯は本当に脆くなるので、そうならない様ケアが本当に大事たと今更ながら思います。

歯のケアに関して、重要なポイントを纏めました。

①歯磨きをする

基本ですが、「食べたら磨く」です。

②フロス(歯間ブラシ)

歯磨きをした後のフロスや歯間ブラシも重要なポイント。歯の間の食べ物のカスが虫歯の原因になる事もあるので、フロスで出来る限りの歯石除去をする必要がありますね。

③ナイトガードは必須

歯医者さんも言っていましたが、私の様に歯軋りを頻繁にしない人でも、寝ている間に歯を食いしばる様な事はある様です。歯に負担がかからない様、ナイトガードは誰でも使用するのが良いとの事です。

④定期検診

6か月ごとのクリーニングと定期検診は必ず。
アメリカでは人によっては3か月ごとに検診やクリーニングをする人も珍しくないそうです。

みなさんもしっかりオーラルケアしましょうね!